蜜蜂のドレッサー

ゲランの香水や化粧品、美術館に行った記録やカフェ情報のブログです

お題に答えてみる「わたし○○部でした」:

お題に答えてみるシリーズ。
私、茶道部でした。
ちょっとした選択が、10年以上人生に影響を与えていることを書きたいと思います。
(中学時代はちょっと変わった部活に入っていたのですが、光の速さで辞めたのでなしにします。)

中学生までは特に和の習い事はしていない、どちらかと言えばあんこが好きではない、茶道とは関係ない人生を送っていました。
高校に入学すると、部活動・同好会の紹介があり、そこで勧誘文句だった「お菓子食べられます」に釣られ、見学に行き、気がつけば入部届を出していました。
あの一言がなければ、見学に行ってなかったと思います。

斯くして食欲をきっかけに入部した私でしたが、活動は週1・先輩も先生も優しい・全体的に少人数で穏やか等、色々な良いこと・良い人に恵まれ、3年間完投。*1
今思えば、お稽古で釜に湯を入れないこと*2もあったような気すらするけど、高文連や他校の茶会、お花も教えて貰って高校生のお稽古ながら贅沢だったな。*3

大学でも茶道サークルに入会。
高校時代と違ったのは、結構ガチだったということ。ガチポイントは以下の通り。
* 活動は最大週3、合宿あり
* 一部火を使う*4
* 茶会が年に複数回ある

ガチなのが楽しかった、学生だったし…
その時の友人は今も集まったりする、こんな私とたまにでも会ってくれるのはありがたいなと感じています。
よく言われる、茶道は先生が大事というのもここで意識し始めることになりました。

卒業後も学生時代の先生にお世話になり、細々とお稽古を続けています。
美味しい和菓子屋さんを訪ねたり、茶道の展覧会に行ったりと茶道関連の楽しみもあります。
社会人になってから新しい趣味は中々見つからないので、仕事や家族以外の人間関係・考えることを与えてくれる趣味に出会えて、幸運だったなと感じます。

あの時の食欲に、欲に忠実な自分に感謝です。

 

今週のお題「わたし○○部でした」に答えてみました。
今回は、色々な〇〇部談、その思い出が読めて特に興味深いお題でした。

中・高校生の時って、なんとなく見学に行き、感触でなんとなく決めたのですが、こういった記事で色んな体験談に触れられたら、より良かったのかもと感じました。

*1:光の速さで辞めた中学時代の部活は、週5・先輩めっちゃ厳しい、だったので単純に向いてない選択をしてしまった模様。

*2:通常、お釜にお湯を沸かしそのお湯で抹茶を点てるのですがお湯が入ってないので入れるフリ・点てるフリで対応

*3:お花を習おうとするとまた財力が必要なため...

*4:私はこの時初めて炭の存在を知りました