蜜蜂のドレッサー

ゲランの香水や化粧品、美術館に行った記録やカフェ情報のブログです

ゲラン バースデーギフト2024

久々の投稿となりました。

個人的に誕生日周辺の定番行事となっている、ゲランのバースデーギフトの引き取りに行ってきました。

昨年と同じく、メールは9時にLINEは11時に送られてきました。

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画像も昨年と同じでした。

受け取ったギフトは...パリュールゴールドの下地でした。

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昨年と同じでした!

下地は使うし嬉しいのですが、年によって違う方が楽しみになるかなと思ってしまいました。

ちなみに、受け取り時はメンバーシッププログラムの会員(昨年はシルバー会員)*1だったため、同じシルバー会員であれば違うプレゼントだったのかもしれません。

バースデーギフト、雑貨やミニ香水だった時が懐かしい。

雑貨は人によって使ったり使わなかったりするでしょうし、製品のミニサイズが使いやすくて良いのかな。

自身がノベルティ集めがちということを再認識。

通いたい店舗が遠くなったことと、香水熱が落ち着いた2023年だったとふと振り返る機会となりました。

 

2023年のバースデーギフト記事はこちら↓

 

honeybee-dresser.hatenablog.com

 

*1:1000ポイントのギフト交換したので、引き続きシルバーかと思いきや、ダブルポイントの期間等を活用していた模様。

東京国立博物館『古代メキシコ マヤ、アステカ、テオティワカン』に行ってきました

今回は東京国立博物館で開催された特別展、『古代メキシコ マヤ、アステカ、テオティワカン』へ行ってきました。

東京国立博物館とは

1872年、湯島聖堂で最初の博覧会を開催したことをもって創立・開館とし、150年以上の歴史があります。今回の特別展は今上陛下ご成婚を記念し開館し1999年に開館した、平成館で開催されました。あまり意識していなかったのですが、流石の歴史ある博物館です。

アクセス

上野駅から徒歩10分程度。上野恩賜公園を通り抜けますが、公園内には科学博物館や西洋美術館もあり、どの施設が混んでいるんだろうか、とドキドキします。

開館直後に着きましたが、入るまで5〜10分待ちました。外は日差しを遮るものがないのでかなり暑いです。最近はどこに行くにも暑さ対策が必要不可欠ですね。

チケット

前売り券をアソビューで購入しました。

アソビュー、博物館系で利用できる施設は多くないけれど、ポイントが貯まるのと一元管理出来るのが嬉しいし便利。

展示内容

メキシコの様々な文明の中でも、マヤ・アステカ・テオティワカンの3文明に焦点を当てた展示です。

展示会場は2階で、入場前にショップを見れるのでそこもいいなと思いました。

今回はメイドインメキシコの商品やメキシコ料理が作れるキットも売っていて楽しかったです。

彩色土器が好きなので、香炉等の土器がとにかく可愛い。

鷲の戦士像が自分より大きくて驚いたし、学生の頃ちょっと勉強したマヤ文字を見れたのも良かった。

また、今回音声ガイドのナビゲーターを上白石萌音さんがされていました。

上白石さんはメキシコに住んだ経験があるそうで、ナビゲーターに縁のある人物を起用してくれるのは嬉しいし、楽しい気分になりました。

映えと展示

今回、会場内の全作品が撮影可能でした。

誰もがスマホを持ち、写真を投稿する現代、撮影可能かどうかも来場者数を左右するのかなとふと思います。

ただ、写真を撮ることが第一目的になりがちなのは自分自身も気をつけなければと思いました。

 

 

 

 

美術館とカフェ:永青文庫編

永青文庫へ行く前後に、2つのカフェに立ち寄りました。

永青文庫に行く前:nanarica~七里香~

nanarica~七里香~さんは早稲田通り、大隈記念講堂近くにある和菓子屋さんです。

お店の中に8席ほどのイートインスペースがあったので、一息いれることに。

ほうじ茶とお好きな和菓子セットを注文し、和菓子は七里香餅に。

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くるみが特徴的な、粒餡の入ったお餅で美味しかったです。

広々としたカフェ、という感じではありませんが心地よく過ごせる空間でした。

永青文庫に行った後:cafe GOTO

 こちらは早稲田駅早稲田大学の文学部が入ったキャンパスからほど近いビルの2階にあるお店です。創業は1991年と歴史があり、学生さんや大学の関係者も通うお店だとか。

時間によっては、2階に続く階段で待っている人もいる人気のカフェです。

こちらではラムレーズンのケーキを頂きました。ホームメイドの素朴さがたまらないケーキでした。

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早稲田大学周辺は、学生街だからか素敵なカフェが沢山あるようでした。

早稲田大学構内にも博物館があるので、カフェと博物館巡りを楽しめそうです。

 

永青文庫での展覧会に関する記事はこちら↓

 

honeybee-dresser.hatenablog.com

 

 

永青文庫『細川家の茶道具 ―千利休と細川三斎―』に行ってきました

今回は永青文庫にて開催された『 細川家の茶道具 ―千利休と細川三斎―』に行ってきました。

永青文庫とは

永青文庫は幽斎を初代とし戦国時代から始まった細川家の伝来品を保存・研究・公開しています。

アクセス

都電荒川線早稲田駅より徒歩10分、

有楽町線江戸川橋駅および東西線早稲田駅より徒歩15分。

今回は東西線早稲田駅より歩いてみました。*1

早稲田大学のキャンパスを眺めながら、リーガロイヤルホテルを通り過ぎて、肥後細川庭園の中にその建物が現れます。この細川庭園もその名の通り、幕末には細川家の下屋敷でした。

早稲田大学のキャンパス近くにある、大隈庭園も彦根藩・井伊家、高松藩松平家の庭園であり、この地が下屋敷の集まる場所だったのだとしみじみ感じます。


展示

個人的な今回の展示の目玉は、下記3つでした。

千利休作 茶杓 銘 ゆがみ(添状あり)

同    花入 銘 顔回(添状あり)

沢庵宗彭筆 放下着

 

利休作と言われる茶杓とは茶会で遭遇したことがあり、それなりの数が現存しているのかなと感じています。しかし、添状がありまたその品に関わるエピソードが知られているものはあまりないのでは。エピソードのある品は、鑑賞しながらその事に思いを馳せられ、より魅力的に感じます。

今回の茶杓 ゆがみと、茶入 顔回はその点で目を引く品でした。

また、展示品を畳の上に展示するスタイルが新鮮な印象を受けました。実際に使っていたら、こんな景色なのかと想像しやすく、とても嬉しい展示方法でした。

細川家についてはあまり詳しくなく、茶道のお稽古で、伝来を尋ねられた際につい細川家と言ってしまう。

そして、細川ガラシャさんのイメージがある、等非常に荒い印象しかありませんでしたが、千利休時代からの名品がここまで散逸せず受け継がれ、博物館として一般に公開するって凄いお家だな、と認識を新たにするきっかけになった訪問でした。

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⬆︎肥後細川庭園の眺め。都会とは思えない広さと植物が綺麗な庭園。

 

*1:15分は遠いように思いますが、キャンパスの周り等色々なお店があって飽きずに散策できました。

ゲラン メイクアップマスタークラス

記念すべき100投稿目!

今回は、ゲランのクリエイティブディレクター・ヴィオレットさんと桐谷美玲さんによるメイクアップマスタークラスに行ってきましたので、そちらの記事を書こうと思います。

100投稿目をゲランで迎えられて嬉しいです!!

イベント概要

今回のメイクアップマスタークラスは日本で開催されるのは初めて。

海外で開催されているのは見かけていたので、ついに!という感じでした。メイクアップ クリエイティブディレクターのヴィオレットさんも初来日で、二重に嬉しいです。

また、桐谷美玲さんは昨年11月からアンバサダーに就任されています。

予約方法、開催場所

予約は、通常のフレグランスコンサルテーションやメイクアップアドバイスと同様、ホームページから予約でした。会員登録を事前にしていたので、スムーズに予約出来ました。

普段オンラインでは買物しませんが、すぐ予約出来るように事前の会員登録は重要だなと感じました。

開催場所、告知では都内某所となっていましたが、某都内のフォーシーズンズでした。

イベント当日

フォーシーズンズ、初めて行ったので入場まで地味に緊張。

受付、手荷物検査(!)と諸注意があり、ついに入場。入るとこんな感じ

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ホテルの1室ですが、インテリアにビーボトルやゲランの本が飾ってあって楽しい。お客さんは全体で20人くらいでした。

最初にヴィオレットさんと桐谷さんのトークがあり、モデルさんへのメイク、撮影タイム、タッチアップ体験という流れでした。

トークでは桐谷さんがヴィオレットのメイクで登場。

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7月全国発売のアイシャドウパレットを使ったクールで大胆なメイク。かっこよかったし、初めて生の桐谷美玲さんを拝見したのですが、顔小さくて華奢で、テレビでもすごい美人だけど生の破壊力がすごいな...と謎に感心。

トークでは、ヴィオレットさんがメイクアップアーティストになったいきさつや、渡米のお話*1が印象的でした。そして、全然知らなかったのですが、ヴィオレットさんは二児の母!下のお子さんが生後半年!クリエイティブディレクターのお話がきた時は妊娠中だったとか。桐谷さんも出産後仕事に復帰されているので、そういった点も意識したキャスティングなのかもしれないですね。歴史あるメゾンのクリエイティブディレクターに仕事と育児を両立する女性が選ばれて嬉しかったです。

そして、モデルさんへのメイクアップ。

7月全国発売のオンブルジェ#910が使用されていました。5月のイベントで購入したので、すごい参考になりました。

既存のオンブルジェも最高なのですが、今秋コレクションのオンブルジェは粉質が最高。

910は重ねると深みが出て非常におすすめです。*2

ちょっとしたテクニックが積み重なることで、仕上がりが全然変わってくるのだなと感じました。そのテクニックを体得したり、生み出すのが大変なんだろうな〜。

 

お2人の写真タイムを挟んで、会場内に展開されているアイテムのお試しタイム。

モデルさんへのメイクアップにも使用していたパリュールゴールドをカブキブラシでタッチアップして頂きました。

スポンジより断然自然な仕上がりで感動。

ブラシ、店頭で薦められたことがなかったのですが欲しくなっちゃいました。

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会場後方には机の上に新商品を含むメイクグッズ、そしてお花が飾られています。

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パリ本店でのイベントでも同じ雰囲気の、ピンクのバラが飾られているのをプレスで見た記憶が。ちょっとした装飾もパリと同じテイストかと思うとよりワクワクしました。

 

1時間半でしたが、とても楽しく、これからのメイクに活かせそうな知識を得た、良い時間を過ごすことが出来ました。ぜひまた開催してほしいです。期待。*3

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昨年のホリデーコレクション。手前はホリデーコレクションのインスピレーションの素なのでしょうか。

ヴィオレットさんが商品開発をされる際のデッサン帳?が置かれていて、これはあの商品の...!と気がつけるページが沢山あり、楽しかったです!

 

*1:お金はなく、ビザもなく、英語も話せなかった"No Money, No VISA, No English"

*2:筆より指の方がぼかしやすいけど筆の問題?と思っていたところ、ヴィオレットさんも指でつけてました。

*3:一方で、会場で商品を購入することはできないこと、そして私は特段VIPな顧客でも、インフルエンサーでもないのでこのイベント主眼は何だったんだろう...と不思議な気持ちにもなりました。このようなイベントは初めてだったので、そんなこともふと考えてしまいました。

出光美術館『茶の湯の床飾り』展へ行ってきました

今回は出光美術館にて開催された『茶の湯の床飾り』展へ行ってきました。

出光美術館とは

出光興産の創業者である出光佐三が集めた美術品を公開・展示するために1966年に開館した美術館です。

明治・昭和の創業者って茶人や美術品の蒐集者多いですよね。旧華族、ひいては大名家が所持していた美術品が手放されていた時期だったのかなとも思いますが、美術品を所持していることがステータスでもあったのかなと感じます。

アクセス

有楽町駅または日比谷駅から徒歩5分圏内で行きやすい立地です。

目の前に皇居があり、隣の建物は帝国劇場です。帝劇の開場・閉園時間と被ると道や近辺のお店が混み合うので、避けるのがおススメです。

展示

タイトルの通り、床飾りに着目した展示になっており、唐絵→墨蹟→一行書と床飾りの歴史に沿った内容となっています。

牧谿が4幅あり*1、全て出光美術館蔵なのはすごいな...と。その他も無準師範、藤原定家一休宗純雪舟と本当に豪華な顔ぶれでした。墨蹟や一行書って崩字とかを学んだ方が楽しめるのか、最近考えてしまいます。

今回特に面白かったのは、酒呑童子をテーマにした茶道具組の展示です。

茶会に中々行けない日々が続いて、テーマがある茶道具の組み合わせが楽しかったこと、そして酒呑童子が取り上げられているのは珍しい気がしました。物語をテーマにした茶会、楽しそう。

そして、青木木米の作品も展示されていました。こちらは主に煎茶の道具ですが、没後190年とのことでスポットを当てていたようです。

*2

ビルの9階という一風変わった立地の美術館ですが、展示内容は豪華。

テーマに基づく展示も面白かったです。

今回、『利休の茶会』という本を読んでから足を運んだのですが、床飾りの歴史に関する記述があり、少しでも知識を持って見に行けたことは良かったです。

『利休の茶会』、現代の茶会と利休時代の何が違ったのか?がよく分かり面白いです。

伝統を固く守っていると思っていたけれど、その伝統も長い時間の中で形作られてきたものだと感じられました。

利休の茶会 [ 筒井 紘一 ]

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感想(0件)

 

 

*1:牧谿も含む

*2:サントリー美術館でも木米展が開かれていました

東京都現代美術館『クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ』展に行ってきました

今回は東京都現代美術館にて開催された『クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ』展に行ってきました。

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東京都現代美術館とは

日本の戦後美術を中心に幅広く研究、収集、保存、展示をするため、1995年3月に開館した美術館です。最寄りは清澄白河駅です。

ディオール

最近、ブランドデザイナーに着目した展覧会が多い気がします。数あるブランド中でもディオールは正直、入店も憚られるような高級ブランド。服をじっくり見る機会なんてそうそうないと思い、見に行くことを決めました。

チケット戦

今回驚いたのはチケットの争奪戦が激しかったことでした。翌月分を前月の月初に一斉発売というシステムでしたが、その日中に全て売り切れに。なんとか確保したものの、とても同行者を募れる状況ではありませんでした*1。一般は2,000円なので、まあ普通の価格かなと思っていました。

また、当日券も一部出ていたようで、当日かなりの人が並んでおり驚きました。*2

展覧会

ディオールについて全く詳しくないので、このお洋服が見たくて...!という感想ではなく、今回個人的にいいな〜と思ったところを書いていきたいと思います。

  • 展示の仕方が工夫されている!

沢山の展示があればあるほど、後半は集中力が続かなくなることがあります。

今回の展示では展示室ごとにテーマを感じたのは勿論のこと、展示品の色がグラデーションになるよう配置されていたり、オートクチュールを連想させる白い展示品で埋め尽くされた展示室があったりと移動する度に新鮮な驚きがあり、真新しい気持ちで見ることができ、あっという間に終わっていました。

また、どのように日本へ入ってきたのか、日本の生地を使った服の展示等、日本との関係を示す展示もあり、世界を巡る展示会でありつつ、日本での展示時の独自感がありました。

  • 圧倒的な点数、展示内容

2,000円でこんなに見ていいの?と動揺するぐらい、沢山展示されていました。服飾に詳しくないけれど、実物を見ることでデザイン・布地の良さが感じとれました。

また、ナタリー・ポートマンがミスディオールのCMで着用していたのと同じデザインのドレスも展示されており、ウエストの細さに感嘆。

過去のCMを上映している部屋もあり、日本では見たことがないものもありました。中でも香水のCMは日本で見てない!と思うものが多く、非常に楽しめました。*3本当は色々な香水のCMがあるんだと感動しました。

  • 図録

展示を見終わった時、珍しく図録を買い求めようと思っていました。

展示室内はほぼ写真が撮れましたが、図録用の写真の方が綺麗だろうと思ったこと、解説を読みながらもう一度見たいと思っていたからです。

しかし、今回発売の図録はどちらかというとアーティスティックな写真集で、あまり私の購入したい気持ちにあうものではありませんでした。イギリスで発売された図録*4は通常の?ものでしたが、展示内容が違うのかあまりピンとこず、こちらも購入しませんでした。

なお、GINZA SIXの蔦屋書店さんは上記の図録の他にもディオール関連の書籍が豊富で、おすすめです。

  • 混雑度

土曜日、朝一番の回で入場しましたが、意外にも人と自然に距離がとれて、ゆっくり会場を見れるぐらいの人の入り方で、とても嬉しかったです。気に入った展示も立ち止まって見ることが出来ました。

まとめ

私にとっては憧れがあるけれど、着たり持ったりってちょっと難しい...という存在のディオール

近くで見ることが、こんなに楽しいとは思ってなかったです。もう一度行きたかったけど、チケットがとれませんでした。

ディオールさん、また展示してほしいです...!

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美しいグラデーションの展示。

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対照的に、白い展示室。

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ミスディオールのドレス。

*1:逆にキャンセルは無料だった気がするので、タイミングよくキャンセル分を買えた人もいた模様

*2:一方で、ディオールから招待券が出ていた雰囲気も感じました

*3:ナタリー・ポートマンのミスディオールのCMも好きなので、好きな構成やストーリーなのかも

*4:ヴィクトリア&アルバート美術館で開催された際の図録Christian Dior / Cullen, Oriole/ Karol Burks, Connie - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア