横浜は日本大通りにある横浜ユーラシア文化館で開催中の、『青が誘う ウズベキスタン』展へ行ってきました。
横浜ユーラシア文化館とは?
地元でありながら、一度も訪れたことがなかった横浜ユーラシア文化館。
東洋学者の江上波夫氏が横浜市へ寄贈した資料を元に開館した博物館で、その建物は1929年に電話局として建てられていた横浜市認定歴史的建造物です。
ユーラシア(Eurasia)はヨーロッパ(Europe)とアジア(Asia)を合わせた言葉で、横浜ユーラシア文化館ではユーラシアの中にアジアが含まれていることを示すため、EurAsiaと記載しているそう。
チケット
今回目指して訪れた、『青が誘う ウズベキスタン』展は1階と2階に展示が分かれており、1階部分は無料2階部分は通常の開館日は200円*1でしたが、今回訪れた日が開館20周年記念の開館祭の日だったため無料でした。
展覧会の感想
こちらの展覧会は、日本とウズベキスタン外交関係樹立30周年にちなんで開催されています。
『青が誘う』のタイトル通り、建物の青の美しさが目に飛びこんできました。加えて、写真の中の人々のエネルギッシュさに目を惹かれます。展示されている写真は、萩野矢 慶記さんが撮影されたもの。今回の展示で初めて知りましたが、ギリシャやトルコ等の本も出していらっしゃいます。見ているとどの写真も自分が実際に旅行したような気持ちになってくるような、迫ってくるものがありました。
個人的なポイント
- 駅から近い
みなとみらい線日本大通り駅の3番出口に出るとすぐ横に横浜ユーラシア文化館の入り口スロープがあり、ほぼ直結です。こんなに駅から近い博物館・美術館は初めてで驚きました。天気の悪い日も行きやすそう。
- 歴史的建造物
今回、訪問日が開館祭の開催日だったため、無料の建物見学ツアーに参加しました。電話局だった頃、どのように使われていたのか、また普段は非公開の屋上に登って建築当時の眺めを想定したりと、歴史を感じられました。
日本は地震の多い国のため、ヨーロッパほど古い建物の保存や活用が出来にくい印象なだけに、こういった歴史的建造物を文化施設へ転用出来ているのが素晴らしいと思います。
- 好きな所蔵品がある
フォルムと土器の暖かさが可愛い、こぶ牛形土器や楔形文字粘土板、円筒印章など私の好みな所蔵品があって楽しかったです
(↑こぶ牛形土器↑)
- さくっと、ゆっくり見れる
企画展と常設展、両方とも解説も読んで1時間半くらいかなと思います。都内の展示より混んでいなかったので、自分の好きな展示品はじっくり見たり、戻ってみたり出来ました。
展示室の工事で、2月後半から3月末まで休館、5・6月も休館の予定があるようなので公式情報の確認が大事になりそうです。
他の展示会記事はこちら↓
honeybee-dresser.hatenablog.com
*1:学割など各種割引あり