蜜蜂のドレッサー

ゲランの香水や化粧品、美術館に行った記録やカフェ情報のブログです

ゲラン ベゼ ドゥ ルシーとパトリモワンヌ

2018年は名香の復活シリーズであるパトリモワンヌコレクションが登場していました。

f:id:honeybee_dresser:20230202122817j:image

ベゼ ドゥ ルシー

その中でもベゼ ドゥ ルシーは全国のカウンターで発売されていました。

f:id:honeybee_dresser:20230202205434j:image

こういったコレクションが全国で販売されるのは珍しいですね。

私も地元のカウンターで試香し、迷ったままそのカウンターでの販売は終了してしまいました。後日、香りが忘れられず購入しました。

フランス語で、『ロシアの口づけ』というネーミングなのは日頃認識してつけていましたが、

魅惑的なロシア女性の、いきいきとした個性が漂う、フローラル フルーティ ムスキーの香り

という香りの描写は久々に見直して気がつきました。

香調が松にクランベリー、キャラメルなので、個人的には寒い冬の日に暖炉の側でロッキングチェアに腰掛けて燃える火を見つめているような気持ちになる香りです。

(香調はfragranticaに詳しく掲載されています)

www.fragrantica.com

 

 

パトリモワンヌコレクションの今

全7種発売されたパトリモワンヌコレクションですが、①マドモワゼル ゲラン⑥プロムナードデザングレが廃番、⑤リウはイディール等と同様のレジェンダリーラインに移行、②ニュイダムール、③ベゼドゥルシー、④ルールドニュイ、⑦モンプレシゥネクターがビーボトル充填のみに変更だったと思います。

ビーボトル充填で生き残った香りたちは現在5万円超に大幅値上げ。

同じタイミングでエリクシールシャルネル、メンズエクスクルーシブもビーボトル充填へと変更されましたが、元々がビーボトルではなかったので価格もまあいいかと受け入れられた一方、パトリモワンヌは...と思ってしまいます。

ちょっと手が届きずらいお値段になってしまったパトリモワンヌですが、どの香りも素晴らしいので欲しいな、と思いつつ今持っている香りを使わなければとも考えてしまう今日この頃でした。