蜜蜂のドレッサー

ゲランの香水や化粧品、美術館に行った記録やカフェ情報のブログです

三菱一号館美術館『芳幾・芳年-国芳門下の2大ライバル』へ行ってきました

東京駅から徒歩で行ける美術館!三菱一号館美術館にて開催中の、『芳幾・芳年-国芳門下の2大ライバル』へ行ってきました。

↓いつも展覧会のチラシが投影されている外観。

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三菱一号館美術館とは?

2010年に開館した、19世紀後半から20世紀前半の近代美術を扱う美術館です。

建物はジョサイア・コンドル*1設計の三菱一号館を復元したもので、階段や暖炉のマントルピース等は元々の物を使っているので、そこも注目ポイントです。

チケット

当日券・日付指定券共に1,900円*2、17時〜21時のマジックアワーチケットは1,200円でした。

展覧会の感想

こちらの展覧会は、江戸後期を代表する歌川国芳の弟子、芳幾・芳年の作風対比や、江戸から明治への変遷による浮世絵の衰退期にそれぞれどう立ち向かっていったのかといった点にフォーカスしています。

浮世絵には全く詳しくないのですが、こちらの美術館が今回の展覧会後、長期休館に入るということもあり足を運んでみました。

国芳の弟子ではあるものの、芳幾・芳年を比べてみると同じ浮世絵でも全然違うと初心者でもよく分かりました。テイストも違いますし、線の描き方も異なっているなと感じました。

また、2人の比較として展示されていた無惨絵。こちらは生々しさ、流れ出る血のリアルさが怖いくらいだったので、そういったものが苦手な方は気をつけたほうがいいかもしれません。

個人的なポイント
  • 幽霊絵が好き

無惨絵が怖かった一方で、幽霊絵や妖怪絵系は好きなので楽しめました。

幽霊絵は歌舞伎役者が演技のために収集されていたのだとか。実際に見ることが難しいものをどう演じるのか、飽くなき探究心を感じました。

  • 気になっていた絵を見れた

以前、こちらの記事で取り上げた『朱雀門の月 博雅三位』が展示されていました。全然気がついていなかったのですが、こちらは芳年の作品でした。何かと縁を感じます。

  • 音声ガイドはアプリ

最近増えてきたと感じるのですが、こちらの展覧会も音声ガイドがアプリでした。家のWiFiでダウンロードしておきたいタイプなので、行って気がつくと落ち込みます。

上述しましたが、この展覧会後は長期休館となり、再開館は2024年秋頃の予定とのこと。

併設のミュージアムショップ、Store1894も取り揃えが面白いので、休館前にもう一度寄りたいと思っています。

 

東京駅近くでは、他にアーティゾン美術館へ行っています

 

honeybee-dresser.hatenablog.com

 

*1:鹿鳴館など、明治政府関連の施設や財界関連者の邸宅を設計している。

*2:今回の展覧会は日時指定なく入場可能なものの、日時指定券の利用・購入は可能というすこし不思議な仕様でした

スコーンを求めて:セルリアンタワー東急ホテル『坐忘』へ行ってきました

スコーンを求めて、セルリアンタワー東急ホテルの坐忘へ行ってきました。

渋谷駅から徒歩5分ですが、心落ち着けるスペースです。

今回は、アフタヌーンティーを予約していきました。こちらのスコーンが好きなのですが、アフタヌーンティー以外でスコーンが入ったメニューが見つけられなかったので。

メニューはこちら。

 

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昨年利用した際は11:00の回があったと思うのですが、今回予約したところ12:00と14:00?の2回制になっていました。

予約の際に、ミルクパンをスコーンに変えられたら変えたいと希望を記載していたところ、変更にご対応頂けました。*1

アフタヌーンティーのセットがこちら。

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スコーンの形が変わっていました!プレーンのみ、以前と同じ円形で、季節で味が変わるスコーンは三角形になっていました。形は変わったけれど、スコーン自体の味が大きく変わった感じはなかったです。

いつも季節ごとのスコーンの味わいに驚かされるのですが、今回もチョコとアーモンド、ドライオレンジが大粒で驚き、美味しく頂きました。

アーモンドは食べると口の中で風味が広がり、素材の良さを感じました。

スコーンに乗せるものたち*2の中でも、今回はマーマレードがとても美味しかったです。やっぱり素材の美味しさだなー、と。

そして、1番上のデザート。どれも美味しかったのですが、特に取り上げたいのは抹茶とチーズのマカロン・フルーツタルト・2種のワインゼリー。チーズのマカロンはチーズが主張しすぎず、でもちゃんとチーズを感じられて面白い。フルーツタルトはタルトとクリームのしつこくなさ、フルーツの美味しさを感じる。

そして、ワインゼリー。美味しいゼリーって難しいと思うのですが、ワインっぽさを感じられて楽しかった。

どのホテルもアフタヌーンティーは値上げラッシュだなと思います。こちらもここ1年で1,000円ほど値上がりしたのですが、価格のみ上がるのではなく、その分新しい取り組みを感じられるのは嬉しいです。

残念だったのは飲み物の1杯目が先に来た後、中々三段タワーが来なかったことでした。その後もおかわり自由ですが、中々来なかったりしたので、ポットでの注文にした方がその悩みはないのかなと思いました。

 

スコーンに関してはこちらの記事にも書いています。こちらのスコーンも入っているドライフルーツがざくざくで美味しかったです。

honeybee-dresser.hatenablog.com

 

*1:どのスコーンにするか、選ぶことも出来たので嬉しかったです

*2:季節のジャム、レモンカード、クロテッドクリーム

お題に答えてみる:『10万円』

お題に答えてみるシリーズ。今回は、『10万円』ということで、私の印象的な10万円について書きたいと思います。

一つ目、チケット代。

とあるアーティストさんのディナーショーのチケット代が10万円でした。曲の披露+トーク+ご飯+お土産で10万円。中々ライブがなく、見に行けないなーと思っていたところに開催されたため、すぐ行きました。ライブでも10万円のチケットとか出しているアーティストさんだったので、ご飯とお土産ついたらお安いのでは?と思ったことを思い出します。

これから先、またチケット代として10万円だすかは何とも言えないですが、一回試してみるにはいい経験でした。

二つ目、コスメ代

いわゆるデパコス(ゲラン)が好きです。年間の購入額で会員ランクが決まるので、年末のランク改定時期に毎年どのくらい買ったんだろう?と振り返ることに。

そんなに使わなかったなという年も、塵も積もれば山となるとはよく言ったもので、意外にも年間10万円は必ずと言っていいぐらい使っちゃっているんですよね。*1


今回は私の印象的な10万円について、2個書いてみました。一つ目は1日で10万円使っていて、二つ目は年間で10万円使っています。同じ印象に残った10万円ですが、消費のペースが全く違いました。

10万円の価値や使い方が、自分1人でもその時々の価値観・考え方で変わっていくのは面白いし、当たり前ですがこれからも考えつつお金を使っていきたいと思いました。

そして、昔、知り合いに人生で1番お金を使ったことって何?と聞かれたことを思い出しました。

回答に個性が出て面白いらしいですよ。

 

お題「10万円」

 

ゲランのメンバーシップに関する記事なども書いています

 

honeybee-dresser.hatenablog.com

 

*1:会員ランクは○○万円〜○○万円はシルバー会員、とざっくりしていますが、ポイント数を見ると年間でいくら使ったのか詳細な金額が分かります。

香水の書籍紹介(番外編):香りの旅

香水の書籍を紹介するシリーズ。なのですが、今回はポプリに関する本を読みましたので、番外編としてご紹介したいと思います。

こちら『香りの旅』というタイトルなのですが、元々の『想い出のポプリ』というタイトルから改題されています。

著者の熊井さんは、長年ポプリの研究をされている方です。

アメリカ・フランス・イギリスのポプリ

旅行先でポプリを買い求めたことがなかったのですが、ヨーロッパやアメリカではポプリがメジャーなようでした。熊井さんは各地でフラワー・ショップなどを訪れてポプリを購入したり、ハーブ園を訪れたり、ポプリ・ポットを鑑賞したりされています。

私は北海道でラベンダーのポプリを作った経験があるのみで、ハーブ園やポプリ・ポットを見た経験がなかったのですが、読み進める内にハーブ園に行ったり、色々なポプリを試してみたくなりました。

歴史上の人物とポプリ

ポンパドゥール夫人をはじめとした歴史上の人物がポプリを楽しんでいたことも考えつきもしなかったのでなんだか新鮮でした。

ディテールが分かると、歴史上の人物にリアルさが出てきますね。

スカボロ・フェア

何故か知っている、イギリス民謡。

繰り返される、『パセリ・セージ・ローズマリー・タイム』のフレーズに着目して、どんな由来なのか?を追っていきます。不思議な歌詞だとは思いつつも、何でか、までは突き詰めたことがなかったので面白かったです。

個人的な感想としては、香水の本だと思い込んで読み始めたのもあるかと思うのですが、色々な物にアプローチする観点がポプリで、今まで考えたことのないような視点から世界を覗くことが出来ました。

スコーンを求めて:COUZT CAFE +SHOPへ行きました

スコーンを求めて、今回は谷根千のCOUZT CAFE +SHOPに行ってきました。

交通事情で、日暮里から寄り道をしつつ、歩いてお店に向かいました。

住宅街を歩き、13時前に入店。

席数は22席と、多めなお店だったのですが、既にかなり埋まっていました。訪れた日はYO-COさんの個展、『こんな日は猫マスターのいる純喫茶店へ』が店内で開催されていたからかもしれません。その後も続々と来店客がいたので、土日は早めに訪れた方がよさそうです。
お腹ぺこぺこだったので、まずタコライスのハーフを頂きました。ハーフが出来るのって嬉しい...。スープも一緒に。

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そして、念願の、ラズベリースコーンとジャスミンチャイを頂きました。

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外側がカリッと、そしてドライラズベリーがザクザク入っています。

この外側のカリッとした感じが本当に美味しい。お味がしっかり系で、添えられたクリーム(クロテッドではありませんでした)はさっぱり系とちょうど合う感じ。通いたい...!

全粒粉のスコーンは初めてでしたが、すごく好みで、全粒粉が好きなのかもと思いつつ。

ジャスミンチャイは元々のジャスミンティーの爽やかさが反映されている感じでした。

中国茶のチャイは初体験。

日暮里駅まで歩いて戻りつつ、HOW HOUSEで開催されていた、こちらもYO-COさんの個展『ねことインクと挿絵と』へ立ち寄り。

ギャラリーに行くのが久々で、ちょっと緊張。

猫のふわっとした触り心地がつわってくるような、素敵な絵でした。

 

谷根千、初めて訪れましたが、ちょっと立ち寄りたくなるようなお店が沢山あってまた行きたくなりました。

これまでのスコーンを求めた記事はこちら↓

 

honeybee-dresser.hatenablog.com

 

 

お題に答えてみる『私がとらわれていた「しなきゃ」』

お題に答えてみるシリーズ。

今回は、特別お題キャンペーンに初めて挑戦します。

お題は、『私がとらわれていた「しなきや」』。

人生には色々な分岐点があると思うのですが、自分の人生の中で明らかに曲がったなというポイントがあります。

それは、登校拒否になったことです。本当にちょっとしたきっかけで躓いて、1日行かなくなったらもう家から出られなくなりました。

体調不良でもなく、学校に行かなくなったという『周りより劣っている、周りと違う』自分がどうにも受け入れ難かったのです。

学生の頃は同調圧力というか、周りと同じことをしなきゃいけない、同じじゃなきゃいけない、という気持ちが強かったです。

諸々あって毎日登校に戻るのですが、今考えると人の事情は様々ですし、周りと同じになる必要は全くないですよね。それからは周りと違うことを受け入れやすくなって、人付き合いが苦手な私としては生きやすくなった気がします。

それにも増して、最近、どんどん『しなきゃ』とか『こうあらなければ』から解放されている気がします。

それそれで、その選択肢の先にある責任を取らなければいけないのですが、なんだかとっても自由な今日この頃です。

これはこれで、いいのかなあ。

 

 

お題に答えるシリーズのほか、好きなコスメ(ゲラン)や美術館をめぐった記事を書いています。

 

honeybee-dresser.hatenablog.com

 

ゲラン バースデーギフト2023年編

2023年、ゲランの会員制度が変わってから初めての誕生日を迎えました!

バースデーギフト(スペシャルギフト)はどうなったのかというと

まず当日9時にメールでご案内がきました。

LINEの方は11時。公式オンラインの会員と、LINE連携どちらもしているので2回来るのかなと思います。2回祝ってもらえるの嬉しいです。

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昨年と同様、店舗やオンラインでご購入時にプレゼントの形式。有効期限が誕生日月の翌月末までなので、ゆっくり検討出来ます。

ご購入額1,100円以上でプレゼントです。1番お手頃なのはマスカラかな...。と、思っていましたが、クリアジェルの方がお手頃価格でした。

シルバー会員の私が今回頂いたのはこちら。

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新しいパリュールゴールドのプライマー(ミニサイズ)です。

昨年はオーキデクリーム(同じくミニサイズ)だったので、やはり会員ランクによってバースデーギフトも違うのかなと思ったり*1

その時の新作ミニサイズなのかなとも思ったり。

今回立ち寄った際、価格改定を伺い、元々予定していた中東シリーズを購入することにしました。カスタマイズするビーボトルは初めてだったので、こちらも手元に来たら記事を書きたいです。

 

会員制度についてはこちら↓にも書いています。

 

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2024年もバースデーギフトを頂きましたので、新しく記事にしました。こちら↓

 

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*1:プライマーはこちらのサイズで1,800円位、オーキデは7mlで8,800円位だったのでプライス的には凄い違いましたね...